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Bravo 91 08 Spec HG (現在 所有)

機体ごとに製作の進行状況や調整方法など記載していますが流用あるいは同様な作業を行われる場合は、自己責任でお願い致します。


TAYA製 ブラーボ91
91クラス最初の機体として購入。
クラブ内では、JR製またはHIROBO製を飛ばす人が多かったため、同じメーカーを避けて、TAYA製の機体を選択。
購入した時は05スペックで、その後08スペックのパーツを装着して08スペックに昇華しています。


  

プロポは JR PCM10X からSANWA SD-10Gに変更し、サーボ・受信機もSANWAに変更しています。
受信機用バッテリーは Ni-MH(ニッケル水素)バッテリーの単2型 3000mAhを4本直列にした
自作バッテリー
マフラーは FUNTECH HN-90 Type-F


  

テールサーボは JR G7000T ジャイロとの相性を考えて JR NES-8700G
その他のサーボは SANWA SDX-772
ニードルコントロールのみ JR DS-8425


  

コントロールパドルは FUN TECH FP-60・90カーボンパドル
ローターは
FUN TECH FT-680カーボンローター(上
Hi-PRODUCT SSG-720(電動用プロトタイプ)(下)
通常の飛行はFT-680カーボンですが、日本選手権出場経験のあるクラブ員から借りた
SSG-720(電動用プロトタイプ)を使ってみるとローター長さ・翼型・重心の違いによる
飛びの違い(静・動 共に)がハッキリと出ましたが、電動用なのでパワーを喰われる感じが拭えず、
再セッティングが必要。


 

最初は OS MAX91SX-H RING C Spec PS というポンプ付きを使用していましたが、ポンプ付きキャブレターの調整がシビアであったためポンプなし用のキャブに変更しポンプも外して使用。
調整が楽になり調子よく飛ばしていましたがアクシデントで墜落。
クランクケースを割りOSに修理依頼したところ、クランクケース以外の 交換部品も必要とのこと。
新品を買うほどの金額になることから修理をあきらめ、YS 91ST に変更。


YS 91STエンジン
この YS 91STの取り扱いに熟知したクラブ員のお蔭でいつも順調に飛行を行うことが可能となりました。
過去に2度取り扱いミスでオーバーホールを行っていますが、現在も調子よく飛行させることが可能です。


  2018年 7月16日
  

5月4日にベアリングの異音を再確認したあと、クランクシャフトベアリングを前後とも準備しており
ようやく交換する事が出来ました。
フレームからエンジンを降ろします。
リヤカバーを外してOS製クランクシャフトクランプを差し込んで、ファンプーリー固定ナットを
緩めます。
リヤベアリングはご覧のように錆が発生しているものの、この状態でクランクシャフトを回しても
ゴロゴロする感触はありません。


  

クランクシャフトを指で押し込んでも外れず、クランクシャフトを曲げずに外すためプーラーを使って
外します。
クランクシャフトを外してからリヤベアリングを指で回してみると、ゴロゴロしているのがわかります。


 

取り外したベアリングと新品ベアリングを並べてみると、錆の状態がよくわかります。
クランクケースにベアリングを入れて固定。
指で回してもゴロゴロしないので、クランクシャフトを挿入。


 

ピストン、シリンダーライナー、ヘッドを取り付けてファンプーリー&クラッチを固定してから
リヤカバーを取り付けて完成。
フレームにエンジンを搭載し、マフラーを取り付けて終了。


  2018年 8月15日

ベアリング交換したあとのテスト飛行を行いました。
午前中の朝一番ならば少しは涼しいだろうと思ったのに、飛行場に到着した午前8時半頃の気温が手元の温度計で既に32℃です。
風がかなり強かったもののブラーボ91であれば飛行可能と判断し準備を開始。
タンクに燃料を入れてからキャブレターまで燃料を呼び込みブースターを付けてスターターを回すと一発で掛かり、そのままホバリングまでスロットルを上げると、もたつきやカブリの感じもなく、素直にアイレベルまで上昇します。

音に関して今までは「ビー(Beeee)」とか「ジー(Zeeee)」というように聞こえていましたが、ベアリング交換後は「ミー(Meeee)」あるいは「ニー(Neeee)」という連続音に聞こえます。
ベアリングの異音が発生した時の音は「ゴー(Gwowowow)」のように、いかにもゴリゴリ音の連続っぽい感じでしたが、そんな音は一切聞こえません。
更に音が静かになっただけでなくホバリング時のトルクが増えているため、強風の中でのホバリングもやりやすく安定しています。
クランクシャフトの錆びたベアリングの回転抵抗って、結構大きいものだと痛感!。

上空はスロットル全開にしていない8割程度でも十分なパワーが感じられ、スピードの乗りも上昇時の引きも良く、焼ける兆候も無かったためニードルはそのままでOKとしテスト飛行終了。


  2024年 3月10日
     

YFC会長よりブラーボ91のセッティングについて質問があり、その回答を済ませたあと近いうちに飛ばそうと思い、エンジンのクランクが回るかどうか確認したところ、硬くて回らない状態でした。
錆びているはずはなく、潤滑オイルが硬化している感じだったので、スターター用ワンウェイを壊さないためにエンジンを降ろしてみることにしました。
前回の飛行後にトリートメントオイルを使用していたのですが数年経過したため、その効果も薄れてしまったようです。
マフラーを外してエンジン固定用ボルトを緩めた瞬間にボルトが折れました。
4本のうち前側の2本です。こんなことがあるなんてビックリ!
ボルトの折れた原因を調べてみると、説明書通りに取り付けたエンジン固定ボルトは指定通りの4X18mmでしたが、これはOS MAX91SX-Hエンジンを搭載する際の長さと判明。
エンジンマウントの穴にボルトを入れて回すとOS MAX91SX-Hの本体マウント厚さより少しだけ入る長さでストップしました。
YS91の場合エンジン本体のマウント厚さがOSよりも薄い為、ボルトの先がマウント内で底付きし、本体マウントを押さえきれずに振動で折れたのではないかと推測されます。
そこでボルトの長さが2mm短いものに変更し、更に緩み止めの菊座金と平ワッシャを入れて固定します。
降ろしたエンジンはプラグを外してプラグ穴と排気口からエンジントリートメントオイルをタップリと吹きかけ時間を置いてからファンプーリーを回すと、少しずつ回り始めました。
潤滑用オイルの硬化なのでトリートメントオイルによって軟化したあとはスムーズに回り元に戻りました。
黄色矢印のボルトが折れた部分です。
新たに長さ調整したボルトとワッシャを使用し固定しています。
スターターシャフトとスターターでエンジンを回してみると、スムーズに回転したので、作業終了です。

  2024年 3月30日
     

今までのバッテリーは ニッケル水素 単2型3000mAhを4本直列にした自作バッテリー。
かなり前に作り充放電を繰り返してきましたが、先日の2回目飛行後のバッテリー残量が7%しかなく、容量に全く余裕が無いことが判明したため、交換することにしました。
リポバッテリーは受信機用ではなく動力用ウルトラプラグ付き 7.4V 2200mA 。
レギュレーターは HENGE スイッチング式レギュレーターで、ウルトラプラグ付きだったので、
両方ともこのまま使用します。
レギュレーターからの出力端子にXT60コネクターを半田付けし、接続コネクターにもXT60コネクターを使って受信機に差し込むハーネスを半田付けします。
受信機スイッチも使用期間が長いのでFUTABAハイブリッド電子スイッチに交換。
レギュレーター、Li-Poバッテリー、受信機の順にフロントベッド上下に載せます。
ニッケル水素 単2型3000mAhよりも少し軽くなりましたが、載せ方を工夫したことにより重心位置の
変化がほとんど感じられないので、これで終了。
サーボに掛かる電圧が安定するので、操縦性にも少なからず影響があるでしょうね。




石川県で行われたJR大会に出場
所属クラブから多くのクラブ員が参加し、全クラスで入賞者があった大会。
自分の順位は覚えていないが、一緒に行ったTさんの方が順位が上だったような気が?



管理人

     ブラーボ91でJR大会出場

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